サステナブル・シーフードへの取り組み

Sustainable seafood

サステナブル・シーフードへの取り組み

2022年9月をもって、全ての事業所でMSC/ASCのCoC認証を取得したことで、全国すべてのお客様へサステナブル・シーフードを提供することが可能となりました。 
今後は、お客様のサステナブル・シーフードへの取り組みをお手伝いし、水産資源の適切な管理と持続的な利用への取り組みをお客様と共に推進していきたいと考えています。

世界の水産資源の35%が「とりすぎ」です。「まだ大丈夫」な水産資源は7%しかありません。 
世界の海洋生物の量は1970年頃より半減しています。日本の1人当たりの魚の消費量は世界第3位です。しかし水産物の約半分は海外からの輸入に頼っています。
一方で漁業者も減少を続けています。国内でも世界でも魚介類は減少をつづけ、このままでは魚介類を食べる事ができなくなるかもしれません。
当社はMSC、ASCエコラベルと認証制度を通じて、サステナブル(持続可能)な漁業に向けた取り組みに報いるとともに、水産物購入に際しての消費者の選択に影響をもたらし、パートナーとともに水産物市場を持続可能なものへと転換することで、世界の海洋環境の保全に貢献することを目指しています。

「サステナブル・シーフード」とは?

サステナブル(=持続可能)とは、ずっと未来にも続いていくということ。 将来もお魚を食べ続けていくことができるように、水産資源や環境に配慮し適切に管理されたMSC認証を取得した漁業で獲られた水産物、あるいは環境と社会への影響を最小限に抑えたASC認証を取得した養殖場で育てられた水産物を「サステナブル・シーフード」といいます。

水産資源と環境に配慮した漁業で獲られた天然の水産物の証がMSCラベルです。

環境と社会への影響を最小限にして育てられた養殖の水産物の証が、ASCラベルです。

水産資源と環境に配慮した漁業で獲られた天然の水産物の証がMSCラベルです。

環境と社会への影響を最小限にして育てられた養殖の水産物の証が、ASCラベルです。

ずっと魚を食べ続けていけるよう、わたしたちができる1つの方法が、このMSC及びASCラベルのついたサステナブル・シーフードを選ぶことです。サステナブル・シーフードを積極的に選ぶことが、重要な海の資源を守ることにつながります。2015年に国連で採択された、経済・社会・環境面における持続可能な開発のための国際目標が「持続可能な開発目標(SDGs)」です。

2030年までの達成を めざす17の項目があり、14番目の目標「海の豊かさを守ろう」では、水産資源の保全が謳われています。MSC・ASCの認証制度は、この目標14の達成に最も有効な方法の一つとされています。

当社はSDGsへの取り組みを企業の社会的責任と認識するとともに、私たち日本人の豊かな魚食文化を支えている世界中の海洋環境が資源で溢れ、水産業に貢献する人々が持続的に成長できる社会の実現を目指して行動し続けます。